コードの耳コピがしたい人へ。(耳コピのやりかたと考え方)※新宿ギターレッスン「バンドサークルおとかぞく」

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みなさんこんにちは!今から音楽を始めたい超・初心者のための新宿バンドサークル「おとかぞく」です。

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次回ライブで演奏する曲の楽譜が市販されていないので、耳コピに挑戦する40代男性です。

おとかぞくではよく皆様から「耳コピのやり方を知りたい!」と言われるのですが、本日は耳コピの考え方についてお話ししたいと思います。

単音(ギターソロなど)の耳コピ

ギターソロなどの単音フレーズを耳コピするために必要な考え方は、「カラオケと同じ」ということです。

例えば皆さんが好きな曲を覚えてカラオケで歌う時、わざわざ楽譜を見て歌うパートを覚えたりしませんよね?

そうです、つまり歌はほとんどの方が耳コピをしているのです。

聞こえてきた音を覚えて自分の口からその音を出しているわけです。

ギターやベースなどの楽器で単音を耳コピするのも同じで、聞こえてきた音をその楽器で出すだけです。が、それがそう簡単にはいかないため、皆さん苦労するわけですね。

自分の思った音が楽器で出せない(探せない)人のために具体的な練習法としては「インナーヒヤリング」がおすすめです。

インナーヒヤリングとは「脳内で鳴っている音を楽器で出してみる」という練習です。

例えば誰もが知っている童謡の「ぞうさん」「おもちゃのチャチャチャ」でもいいですし、国歌である「君が代」でもいいですし、あなたのお好きなバンドの曲でも構いません。

あなたが覚えていて脳内で再生できる歌のメロディーを耳コピして楽器で弾いてみましょう。

これがインナーヒヤリングという練習です。

それが出来るようになったら次はお好きな曲を流しながらギターソロやフレーズを耳コピしてみてください。

コード進行の耳コピ

コード進行を耳コピするには理論と経験が必要です。

例えば、次の(?)に入るコードは何だと思いますか?

Bm→BmM7→Bm7→(?)

ここには多く場合E7が入ります。

「なんでここでE7!?」と思った方は、この先を注意深く読んでください。

例えば「ありがとうございま(?)」←ここに入る文字は何でしょうか?

「す」あるいは「した」だと誰もが分かりますよね?

なぜこれが分かるのかというと、私たちが日本人で日本語を当たり前のように喋っているからです。

日本語を全く知らないどこかの外国の民族の人にこの問題を出してもサッパリ見当もつかないはずです。

つまり何が言いたいかというと、コード進行という言語に慣れることが大事なのです。

私たちは音楽を長年やっているおかげで、膨大な曲をコピーしたり多くの曲を作ったりしてきました。そのせいで日本語をしゃべるのと同じようにコード進行という言語が身についています。

なので次に来るコードを大体予測できますし、一概には言えない場面でも次に来るはずのないコードを省いて可能性を絞ることが出来るわけです。

そのコード進行という言語を全く知らない初心者の方がコード進行を耳コピするというのはつまり、日本語を全く知らないどこかの民族の人が「ありがとうございました」を耳コピするようなもので、「最初は何て言っているんだ?”あ”かな?次はなんだ?”り”かな?」という感じで、膨大な可能性の中から膨大な時間をかけて見つけていくことになります。これではほぼ不可能と言えます。

ですので結論を申し上げると、コード進行を耳コピするためにはコード進行という言語を知る必要があります。

多くの曲をコピーしたりご自分で作ってみたりするうちに、よく出てくる進行やパターンが見えてきます。

その結果コードの耳コピが出来るようになります。

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