2025/06/21
みなさんこんばんは!今から音楽を始めたい超・初心者のための新宿バンドサークル「おとかぞく」です。
2025年6月21日(土)のレッスン風景です。
1.本日からご加入のギター初心者女性
本日の体験レッスン1人目はこちらの女性です。メロコアというジャンルがお好きだそうですが、ご自宅にはエレキギターもアコースティックギターもお持ちのようで、今日はアコギで練習していただきました。
まずは弦の数え方やフレットの数え方を基礎からお教えし、ドレミファソラシドを練習した後、ドレミファソラシドだけで弾ける簡単な曲に挑戦していただきました。
すぐに慣れたようだったので次にコードに挑戦です!
コードは初心者の方は突然押さえられるものではなく、まずは「今の自分ではコードを弾けない」ということを知り、弾けるようになるために基礎練習に取り組むことが大事です。
とは言えこちらの女性は比較的コードが鳴るほうで、数十分後にはストロークの練習に入りました。aikoさんやsuperflyさんも好きなようなので、いずれは好きな曲を弾き語りしてみたいそうです。今のペースですと8月ごろにはお好きな曲を弾きながら歌えるようになると思います。
最後に、ギターを弾く根本的な力をつけるための基礎練習をお教えしました。
2.ドラム初心者の60代男性
60才からドラムを始めたこちらの男性は、毎週必ずレッスンに通ってくださり、基礎力を高めています。
今日は基礎練習の最終段階なのですが、ご本人にとって苦手なパターンのようでかなり苦戦していらっしゃいました。
本日練習したウラ打ちのオープンはJ-popでは非常によく使うビートパターンです。このパターンが出来るようになることで叩ける曲は一気に増えるので、根気よく頑張りましょう!
おとかぞくで基本的にお教えしているドラムの基礎フレーズはもうすぐ終了するので、次はいよいよお好きな曲に挑戦です!
3.おとかぞく歴15年の超ベテラン男性(30代)
こちらの男性はおとかぞく発足当初からずっと通ってくださるTさんです。
最初はギターから始まり、ボーカル、ピアノ、ドラムと学んできて、全てライブに出演したこともあります。
今日は大好きなMr.Childrenの「抱きしめたい」のイントロをピアノで練習。だいぶ慣れてきたようでウ、数十分後には形になっていました。
今日はこの後ベースに初挑戦していました。これでバンドの基本的なパートはコンプリートです!
ギターが弾ける方にとってベースは同じ弦楽器なので、多少入りやすいと思います。但しギターをピック弾きしていた方にとってはベースの指弾きは未知の世界だと思うので、本日は指弾きのやり方を細かくお教えしました。
4.中四国No.1ドラマーがギターに挑戦!
おとかぞく歴1年ほどのKさん。なんと島村楽器のHOT LINEで中四国ブロックでグランプリを獲得し、JAPAN FINAL(全国大会)出場経験もある凄腕ドラマーです。
おとかぞくライブにはドラマーとして出ることも多いですが、最近はギターの練習をよく頑張っています。
5.おとかぞくNo.1ピアニスト!(30代)
おとかぞくNo.1ピアニストのWさんは、週に2~3回ほど練習に来る常連組です。バンドでも常にピアニストとして誘われることが多く、ほぼ毎回のライブに出演しています。
次は仲のいいメンバーでYamaさんのコピーバンドに挑戦します。
Wさんは凄腕ピアニストでありながら、場合によってはちゃんとひろさんに簡略化楽譜を依頼したり、弾き方を習ったりとセンスも高い方です。
楽器歴がある程度長くなってくると、「自分の力で何とかしたい」「簡単にしてもらうのは悔しい」といった感情が生まれるものですが、こういった感情は全て自己満足で、誰のためにもなっていません。
メンバーやお客様のことを考えるなら、素直に弾き方を習った方がいいですし、今の自分の力量で弾けそうにないフレーズは簡単にしてもらう方が良いのです。
自己満足的に考えてしまうのは音楽家としてまだ発展途上である証で、目線が自分以外の他者(メンバーやお客様)のために向いている人は、プロではなくとも一人前の音楽家と言えます。
6.常連組のギタリスト(30代)
こちらも常連組の30代男性です。おとかぞく歴は2年ほどで、仲間も多くほぼ毎回のライブに出演しています。
彼はいわゆる「脳筋ギタリスト」で、ギターは速く弾ける方がかっこいい!と思っているタイプです!笑
しかし最近ではひろさんのライブレポなども参考にし、お客様のためのライブ作りが見えてきているように感じます。
今まではただ自分達がやりたいバンドのコピーをやっていましたが、最近は「お客様が盛り上がりやすい、楽しみやすいバンドは何か?」という視点から考え始められるようになり、次回はPUFFYさんのコピーバンドでライブに出演予定です。
曲も自分達がやりたい曲を選ぶのではなく、「誰もが知っていて盛り上がりやすい曲は?」と考えたようで、お客様が楽しみやすいセットリストとなっています。
7.ボーカル男性がギターを始めました!(30代)
次回で4回目のライブ出演となるUさん。普段はボーカルをやっているのですが、コブクロさんが大好きなのでついにギターを始めました!
コードなど多少は弾けるようでしたが、これからはちゃんとギターを学びたいとのことで、本日は基礎練習をお教えしました。
「コードが弾けるのならいいのでは?」と考える方もいらっしゃるかと存じますが、例えて言うなら「素人がバッティングセンターで打つ」のと「プロ野球選手のバッティング」の違いのようなものです。
野球経験のない人がバッティングセンターでボールを打つと、もちろん綺麗に打てる時もあるとは思いますが、「野球のボールをバットで打つための体」ではないわけです。つまり素人の体で野球をやっているようなものです。
それに対してプロ野球選手は、野球をするための体になっています。その体で打つボールは素人のバッティングとはもちろん質が違います。
本日Uさんにお教えしたのはまさにその部分で、今までは素人がギターを弾いていたという状態だったのに対し、これからは「ギタリストの指」になっていただくための練習をお教えしました。
正しいフォーム、正しい指使い、正しいピッキングの向き・・・これらを意識しながら基礎練習を積み上げることで、ギタリストの手、ギタリストの指に変わっていきます。
8.久しぶりに復帰のドラム女子(20代)
こちらの女性は5年ほど前におとかぞくに参加していて、ミスチルコピーバンドにドラムで出演したこともあります。
当分ドラムやおとかぞくから離れていましたが、最近久しぶりに復帰されました。
5年前に練習したドラムの基礎やフレーズはすっかり忘れてしまっていたようなので、全くのゼロからやり直し、またライブに出られるくらいに感覚を取り戻したようです。
8月ライブには新人限定バンドで出演予定で、今日はMRS.GREENAPPLEさんの「点描の唄」を練習していました。
9.ロック大好き40代男性
Tさんはロック大好き40代男性です。代表のひろさんと年齢も近く、話も合うようです。
新人限定バンドから始まり、既に4回目のライブ出演を予定しています。
次のライブでは洋楽オムニバスバンドにギタリストとして参加。有名曲から少しマニアックな曲までギターパートを支えてくれます。
普段はお仕事もお忙しい方だと思うのですが、バンドのリハーサルまでには必ず仕上げてくる胆力もお持ちで、メンバーからの信頼も厚い方です。
10.毎週ボーカルレッスンに通う女性(50代)
ボーカルレッスンに毎週来てくださるTさんは、中島みゆきさんなどが大好きな50代。
趣味でタップダンスをやっているらしく、最初の頃はリズム感を養うためにドラムの練習をしていましたが、最近はボーカルレッスンに参加してくださいます。
音程やリズムは良く、ビブラートなどはとても綺麗なので、声量さえ向上すれば圧倒的な歌唱力を手に入れられるかと思います。
本日は腹式呼吸のおさらいと、よりタイミングを掴むためのコツをお教えしました。
腹式呼吸は力むのではなく脱力+タイミングなので、頑張ろうとせず楽に声が出せるポイントを探すような感覚です。
ところどころご本人でもびっくりするような声が出ていたので、その感覚を掴んでいつでも使えるようになりましょう。
11.本日からご加入のボーカル初心者男性(40代)
本日の体験レッスン2人目は、関西出身の40代男性です。
back number、MRS.GREENAPPLEなどがお好きらしく、声の出し方は非常に綺麗でクセがなく、今後上達しそうな歌い方でした。
今回はまず大声の出し方からの正しい発声法(腹式呼吸)をお教えしました。
先ほどの女性同様、ところどころご本人でもびっくりするような声が出て感動してくださいました。
歌というものは確かに地道なトレーニングも必要ですが、技術によってはやり方を知った瞬間できるもの、コツが分かった瞬間歌い方が劇的に変わるものもあります。
レベルアップの瞬間は非常に楽しく気持ちよいものなので、これからどんどん色々な技術をお教えしていきたいと思います。
バンド結成やライブ出演に関しても前向きな男性なので、ライブを経験して「カラオケ好き男性」から「バンドのボーカル」になっていただきたいと思います。
土日はレッスン生の方が非常に多くすべては書ききれませんが、また次回更新させていただきます。