ライブにお客様を呼べる人と呼べない人の特徴5選/新宿バンドサークル「おとかぞく」

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みなさんこんにちは!今から音楽を始めたい超・初心者のための新宿バンドサークル「おとかぞく」代表のひろです。

今回は、毎回のライブでお客様を動員できる人の特徴をご紹介させていただきます。各項にお客様を呼べない人の特徴も補足しておりますので、併せてご参照ください。

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1.お客様に何を提供すれば良いかが分かっている

ライブにお客様を動員するために、お客様が何を求めていて自分達は何を提供すれば良いのかを理解していることは非常に重要です。

お客様がライブに足を運ぶ理由には様々あり、

・大声で騒げる場所として価値を感じている

・好きな人を生で見てみたい、生演奏を聴きたい

・ファン同士で交流できる場として利用している

・友達がライブに出るので応援に行く

・プロの演奏を見て勉強したい

などなど、他にも挙げればキリがありませんが、大事なのはあなたのライブに足を運んでくださるお客様が求めていることを正確に把握することです。

例えば「大声で騒ぎたい!」と思って来てくれた人に静かなライブを提供してしまうと物足りなく感じられてしまいますし、「友達だから応援に来た」という理由のお客様に向かって「お前らノリが悪いぞ!」などと偉そうに言ってしまっては関係が悪くなってしまいます。

おとかぞくのような初心者向けバンドサークルのライブの場合、出演者のお友達やご家族、また恋人などが出演者の応援に来てくれることがほとんどです。

それを自分のファンだと勘違いしてしまうと、発言やパフォーマンスの方向がズレてしまうのです。

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2.SNSの使い方が上手い

現代の音楽活動において、SNSを効率的に利用できることは言うまでもなく重要です。少し大げさな言い方をすれば、曲やライブ自体は良くなくてもSNSの使い方が上手いバンドは動員数が多かったりするのも現代の特徴です。

もちろんライブ自体が良くなければ詐欺になってしまうので、SNSの使い方だけを極めるのは良くないかも知れませんが、いくらライブが良くても告知が上手く出来ない人はいつまで経っても集客力がつかないままとなってしまいます。

SNSでの集客ができるようになるために必要な考え方

まずは「良いライブ」と「良さそうなライブ」の違いを認識することが重要です。

良いライブ:実際にお金を払って足を運んだ人が感じること

良さそうなライブ:まだライブに行ったことがない人が感じること

つまり、新規にファンを獲得したい場合には後者の「良さそうなライブに見える告知」をする必要があります。

例えば本屋さんで本を買う時、タイトルや表紙、帯やあらすじなどを見て「この本は面白そうだ」と感じたら人は購入を決意するわけです。

立ち読みで最後まで読み終わってから「面白かった!買おう!」とはならないのです。

つまり人は何かを購入する時、良いから買うのではなく良さそうだから買うということです。これを理解できている人はバンド活動がガラリと変わります。

良さそうなライブとは?

それでは「良さそうなライブ」とは一体どのようにして作ればよいのでしょうか?

演奏が上手い、曲が良くてノレる、歌詞が良くて感動する、大声で騒げる、ファン同士の交流の場になるので友達ができる・・・などなど、ライブにも様々な価値があります。

あなたのバンドがお客様に提供するものは何でしょうか?それが分からずただ「ライブに来てください!」では人が来るわけがありません。それはまるで、「お店を開きました!洋服屋なのか飲食店なのか楽器屋なのか分かりませんが、とりあえずお金を払って来てください!」と言っているようなものです。

あなたのバンドが提供する価値をしっかりと見極め、「こんな価値がもらえそうだ!」とお客様が分かるようにSNSで発信しましょう。

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3.ライブでお客様を呼べないことが恥ずかしいことだと思っている

初心者バンドのうちはライブにお客様(友人や家族など)を呼ぼうという気持ちがあまり湧いてこないかも知れません。まずは自分の演奏を出来るようになることに必死で、動員にまで気が回らないものです。

しかし徐々に演奏やライブに慣れてくると、「ライブにお客様を呼べないことは恥ずかしい」もしくは「申し訳ない」と感じるようになります。

それは何故かと言うと、複数のバンドが出演する「対バン」形式のライブでは、それぞれのバンドが呼んだお客様の前でパフォーマンスを行うからです。

例えば5バンドが出演する対バンライブでは、前もってチケットノルマが存在し、各バンド20人ずつは呼んで、合計100名動員しましょうという約束が存在します。

おとかぞくライブではそのようなノルマは存在しませんが、センスの良い人であれば「自分はお客さんを呼べていないのに、他の人が呼んだお客様が自分のことも見てくれて盛り上がってくれている」ことに気付きます。

つまり、お客様を呼べない人というのはそのライブの全体的な盛り上がりに1ミリも貢献できていないということになります。

そこに気付いた人から順に、集客やファン作りに興味を持ち始めます。逆に言えばそこに気付けない人は集客力はゼロのまま、いつまで経っても自分のお客様ではなく誰かのお客様の前でしか演奏できない状態が当たり前となってしまうのです。

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4.友達が多い

友達が多い人、友達に慕われている人は言うまでもなくライブでの集客力が高い傾向にあります。友達の中にも同級生やサークル仲間、バイト先の同僚などが考えられます。過去のおとかぞくライブでは毎回20名以上の友達を連れてくるメンバーもいました。

友達だけでなくご家族や恋人、中には親戚の方が見に来てくれたりする人もいるようです。

しかし、毎回のライブに来てくれる友達は非常に関係が良好であると言えますが、大抵は1回か2回来てくれたらその後は来なくなってしまいます。

この理由はあなたの友達はあなたのファンではないので、付き合いで1度か2度行けば友人としての付き合いという務めは果たしているので、徐々に来なくなってしまうのが当然です。

おとかぞくライブではもちろんお友達やご家族をライブに招待してもOKですが、無理にでも友達や家族を連れてこなければいけないということはありません。

しかし友達や家族はいずれ回数を重ねるごとにライブには来なくなってしまうものです。

おとかぞくでバンドの基礎を学んだ後、外で本格的にバンド活動を行いたいと考えている人は、それを早い段階で理解し、どんどん新しいファンを獲得する手段を手に入れる必要があります。

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5.演奏力の高さは売りにならないことを知っている

バンド初心者が最も陥りやすい誤解として、「演奏が上手くなればお客様が増えるはず」という考え方があります。

しかしこれは全くの見当はずれで、演奏力と集客力は比例しません。

前項「1.お客様に何を提供すれば良いのか分かっている」「2.SNSの使い方が上手い」でもお伝えしましたが、お客様は決して上手い演奏を聴きに来ているわけではありません。

特におとかぞくライブは初心者の方が95%を占める初心者サークルの発表会ライブです。誰も演奏力に期待して足を運んでくださるわけではありません。

「拙い演奏だとしても自分の友達が頑張っている」「初めてのライブで緊張しているだろうから応援してやろう!」という気持ちで来ていただいているのです。

そもそも、演奏力の高さを求めてライブに行くのだとしたら、初心者サークルのライブになど来る必要がなく、プロのライブに足を運べば良いのです。初心者サークルのライブに来る時点で演奏力は求めていないことが分かりますし、同時に、演奏力を上げればお客様が増えるということも絶対にありません。

かと言って、「好きな曲を演奏してくれる」「感動をもらえる」などと理由でもありません。

それでは何を売りにすれば良いのか?と言うと、前項でもお伝えしたように色々な価値を提供できるのが音楽ライブです。

・友達が頑張っているから応援に行ってやろう!

・好きな女の子がライブに出るというので見に行って仲良くなりたい!

・会社の先輩がライブに出るから付き合いも兼ねて見に行けば今後の仕事に役立つかも!

・おとかぞくライブに行くと好きな音楽が近い友達ができる!

などなど、人それぞれ理由は異なります。

ここで最も重要なのは、音楽ライブに行く理由は音楽ではないということです。

本当にそのバンドの音楽が好きで、そのサウンドやパフォーマンスに身を委ねて気持ち良くなる空間というのはプロのライブの話です。

あなたのライブに来てくれる人が求めているのはそのようなプロフェッショナルな音楽の価値ではなく、友人関係や恋人関係、恩や付き合い、応援や日々の感謝などといった日常的な感情を目的に来てくださる場合がほとんどです。

これを理解していないと・・・

・応援に来てくれた友達に偉そうにアーティストぶってしまう

・自分に想いを寄せる女性に別の女性との恋愛ソングを歌ってしまう

・付き合いで来てくれた会社の同僚や上司の前で会社への不満ソングを歌ってしまう

・友達や家族に自分の好きなバンドのファンのふりを強要してしまう

などなど、目も当てられない状態になりかねません。

それはまるでカレーを食べに来たお客様にうどんを出すようなもので、相手が求めていることを理解しなければこちらも価値の提供のしようがありません。

また、こちらが勝手に提供したい価値を押し付けてしまうと、お客様が嫌な思いをしてしまう結果となります。

あなたのライブを見に来てくださるお客様は、あなたにとってどのような関係性の人なのか?これをしっかりを認識することで、提供すべき価値が変わってきます。

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