ギター体験レッスンの流れ/新宿バンドサークル「おとかぞく」

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みなさんこんにちは!

今回はおとかぞくのギター体験レッスンの内容を詳しくご説明させていただきます!

おとかぞくの体験レッスン受講やご加入をお考えの方は、ぜひ事前にご参照くださいませ。

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1.まずはギター経験の有無と好きなバンドなどをヒヤリング

まずはこれまでのギター経験をお聞きします。おとかぞくに来られる方はほとんどが全くのゼロからのスタートですが、中には数か月や数年の経験をお持ちの方もいらっしゃいます。

全くのゼロからのスタートと数年の経験者では最初にお教えすることが異なってくるため、この質問は意外と重要だったりします。

あと、お好きなバンドやアーティストなどをいくつか答えていただきます。

最初のうちの練習も、ただ地味な基礎練習や指定された曲を弾くよりも、お好きな曲で練習する方が楽しいものです。

おとかぞくではその方の好きな曲のフレーズを練習フレーズとしてアレンジし、その場ですぐに楽譜を作って差し上げますので、普段聴いている曲やライブに行ったことがあるくらい大好きなバンド名・アーティスト名を教えてください。

2.ギターの仕組みや弦の数え方、フレットのことなどをお教えする

ある程度のヒヤリングをさせていただいたら、いよいよギターを持ってみます。

初めての方にはギターの構え方、ピックの持ち方、アンプの使用方法なども簡単にお教えしますが、まずはとにかくギターを弾いてみたいかと思いますので、説明は最低限にしております。

ギターの準備が出来たら

1.ギターの弦は何本あるか?

2.一番上と一番下の弦のどちらが1弦か?

3.フレットという部品と数え方、押さえ方

をお教えすることで、もう基本的にはギターが弾けるようになります。

念のため確認として、「6弦3フレットを弾いてみてください」「2弦0フレットと言われたらどこを弾けばいいでしょうか?」などと問題形式にしながら、ギターの弾き方の理解を深めていただきます。

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3.ドレミや簡単な曲を弾いてみる

ギターの基本的な弾き方が分かったところで、次はドレミファソラシドを弾いていただきます。

5弦3フレット→4弦0フレット→4弦2フレット→4弦3フレット→3弦0フレット→3弦2フレット→2弦0フレット→2弦1フレット

これを10分くらい繰り返し弾くことで、ギターの弾き方に慣れていきます。

少しスムーズになってきたら、左手の使用する指を指定させていただきます。

5弦3フレット(薬指)→4弦0フレット→4弦2フレット(中指)→4弦3フレット(薬指)→3弦0フレット→3弦2フレット(中指)→2弦0フレット→2弦1フレット(人差し指)

このフレーズは0~3フレットしか使用しないため、

0フレット・・・押さえない

1フレット・・・人差し指担当

2フレット・・・中指担当

3フレット・・・小指担当

という風に担当の指を決めてしまうことで、無駄な動きや移動がなく、ミスのリスクが減り、合理的に演奏することが出来ます。

次に、右手のピッキングの向きも指定させていただきます。

5弦3フレット(ダウン)→4弦0フレット(アップ)→4弦2フレット(ダウン)→4弦3フレット(アップ)→3弦0フレット(ダウン)→3弦2フレット(アップ)→2弦0フレット(ダウン)→2弦1フレット(アップ)

※ダウンピッキングは上から下に向かって弾く、アップピッキングは下から上に向かって弾く

 

ドレミファソラシドに慣れてきたら、次は誰もが知っている簡単な曲を2曲記した楽譜をお渡しします。

先程のドレミファソラシドだけで弾ける曲なので、初心者の方でも必ず弾くことが出来ます。

何の曲の楽譜かは敢えてお伝えしませんので、ご自分で弾いてみて何の曲か分かった時の喜びを感じていただきたく思っております。

 

4.ギターや音楽のルールをご説明する

次に座学でお勉強編です。ここでスポーツ経験などを質問させていただき、ご経験のあるスポーツに例えて、音楽やギターのルールの重要性をご説明します。

例えば野球だと、

・3回ストライクを取られたらアウト

・4回ボールを投げるとフォアボールになって打者が出塁する

・バットでボールを打ったら1塁に走って、2塁、3塁と回ってホームに帰って来たら1点が入る

・フライを打ち上げた場合、直接キャッチされたらアウトになる

などのルールが存在しますが、これらのルールを知らずにただボールを投げてバットで打っているだけでは野球というゲームになりません。

 

バスケットボールなどでも、

・通常のシュートで入る得点は2点だが、この線より後ろからシュートを打って入ったら3点

・ボールを持ったまま3歩歩いたらダブルドリブルという反則になる

などのルールが存在し、これらのルールを知らずにただボールをゴールめがけて投げているだけではバスケットボールというゲームになりません。

 

これらと同様に、音楽にもルールや決まり、法則などが存在するのですが、多くの方はこれを知らずにただギターを楽譜通りに弾いている状態です。

驚くことにギターを5年や10年やっている方でも、一番基礎のルールを知らない方は非常に多いのです。

小さい頃から音楽を志し、また現在プロや講師として暮らしている方にとっては当たり前すぎる知識なのですが、趣味でギターを触っている方にとっては馴染みのない知識らしく、ほとんどの方が楽譜の数字やコードの形を追っているだけで、その意味や仕組みを理解していないのです。

趣味で楽しむ分にはそれでも良いと思われるかも知れませんが、野球で言うと「これがバット、これがボール、あれが1塁・・・」というレベルのことが分からないようでは、今後何も教えようがないのです。

ピアノを習う際にも必ず最初に「この鍵盤がド、次の白い鍵盤がレ、その間の黒い鍵盤はド#またはレ♭」ということを習うはずです。

ですがギターをやっている方はどこがドなのかすら分からず、ただ楽譜の数字通りに弾いている方が非常に多いのです。

基礎知識を学ぶメリット:

・ギターのどこを弾けばド、レ、ミなのかが分かるようになる

・自分が弾いているフレーズの音階が分かるので、別の楽器にも応用できる

・たくさんのコードや難しいスケールなどを体系的に理解できる

・曲の流れなどを理解できるため、ミスが激減し、覚えるのも格段に速くなる

基礎知識を学ばないデメリット:
・どこがドなのかレなのかも分からない

・楽譜のフレーズをただの意味のない数字としか捉えていないため、意味が分からず、他の楽器にも応用できない

・仕組みを理解せず無意味な形を丸暗記しているため、たくさんのコードを覚えられない

・曲の流れやコード進行の文脈が分からないため、ミスをしやすく、1曲を覚えるのが大変

おとかぞくでは基礎知識を非常に重視しているため、まずは座学で基礎知識を学んでいただいております。

大体20分くらいで音楽の基礎やギターの仕組みを理解し、どこが何の音か、1オクターブ上に上がるには何フレット上がれば良いか、どこから始めてもドレミファソラシドが弾ける知識などが身に着きます。

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5.コードを押さえてみる

次はいよいよコードに挑戦してみます!

しかし、これはいきなり体験レッスンで上手に押さえられる人は少なく、今日コードが押さえられることよりも、

・なぜ今できないのか?

・できるようになるにはどのような練習をすれば良いのか?

・コードが押さえられるようになるとどんな曲が弾けるのか?

をご理解いただくことが目的です。

コード(和音)とは先ほどのドレミファソラシドなどと違い、複数の弦を同時に押さえるため、今日初めてギターを触った方はまず押さえることが出来ません。

コードを上手に押さえられない理由は主に下記の3点です。

1.指がまだ開かない

2.無理に開こうとするため指を立てることが出来ず寝てしまう(指先ではなく指の腹で押さえてしまう)

3.指が寝てしまうと他の弦に触れて邪魔をしてしまい、全ての弦を綺麗に鳴らすことが出来ない

おとかぞくでは最初に8つのコードをお教えするのですが、1つか2つくらいはその場で綺麗に鳴らすことが出来るものもあると思います。

ギターのご経験が少しある方の場合は体験レッスンでコードを既に弾ける方もいるため、そういう方にはストロークのやり方や、より難しいコードの作り方などもお教えしています。

基本的にはまだコードを鳴らせない方がほとんどであるため、次項の基礎練習をお教えする流れとなります。

6.ご自宅でやっていただきたい基礎練習をお教えする

体験レッスンの最後にお教えするのは、ご自宅でもやっていただきたい最重要の基礎練習方法です。

クロマチック練習という1フレットずつ全ての音を指1本ずつ弾いていく地道なトレーニングです。

まずは6弦1フレット(人差し指)、2フレット(中指)、3フレット(薬指)、4フレット(小指)の順に弾いていきます。

その際に右手のピッキングはダウン→アップ→ダウン→アップの順で行います。

6弦を弾いたら次は5弦で同じように1~4フレットを弾きます。同様に、4弦→3弦→2弦→1弦と一番下まで降りて行きます。

1弦まで降りてきたら次は1弦4フレット(小指)、3フレット(薬指)、2フレット(中指)、1フレット(人差し指)という風に反対に戻っていきます。

1弦が終わったら2弦→3弦→4弦→5弦→6弦と戻っていきます。

6弦まで戻ってきたら次は2フレットに人差し指を置き、先ほどの動きを全て2フレットから始めて戻ってきます。

これを繰り返し、9フレットくらいまで上がっていきます。

このような練習を6パターン記したプリントをお渡しし、このクロマチック練習を毎日行うことの効果や有用性をご説明します。

ここまでの流れで時間が余っている方はクロマチック練習を6パターン目まで終わらせていただいても結構です。

おとかぞくに来る方はまずこのクロマチック練習6パターン(9フレットまで)をウォーミングアップとし、これが終わってから今日の練習に入るという流れが基本となっています。

何年も経験のある方はこのクロマチック練習を応用し、ピッキング速度の上達、メトロノームを使用したリズムトレーニング、より複雑な動きに変えてフィンガリング強化など、各自それぞれの課題に合わせて変化させていきます。

7.最後に

ここまでで大体70分~80分ほどで終わるので、残り時間はおとかぞくのご説明や、皆様からのご質問を受け付けます。

多くいただくご質問の例としましては・・・

・本当に毎日来ても良いのか?→毎日来る人も大勢いらっしゃいます!

・パートの変更はできるか?→自由です!おとかぞくに1年以上所属している方はいつの間にか全パートでライブに出たりしています。複数パートを習っても同じ料金内ですので、せっかくなら全部経験する方がオススメです!

・バンドを組む方法は?→新人限定バンドの組み方、気に入ったバンドに加入するパターン、自分で誘って作るパターンなどを詳しくご説明します

という感じです。

その他のご質問も可能ですので、気になることはこの段階でお気軽に聞いてみてください。

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