楽器初心者のうちからライブに出た方が良い理由10選

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みなさんこんにちは。今から音楽を始めたい超・初心者のための新宿バンドサークル「おとかぞく」です。

おとかぞくではギターやベース、ピアノやドラムなどを初めて2~3か月の方がすぐにライブに出演します。

最初はみなさま「ライブに出られるのは1年後や数年後かと思っていた」と仰いますが、おとかぞくでは2~3か月後にはライブに出るのが基本です。

今回は楽器を始めたばかりの方でもライブに出た方が良い理由について、10選にまとめてご説明させていただきます。

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1.成長スピードが飛躍的に上がる

まず大前提として、上手くなったらライブに出るのではなく、ライブに出るから上手くなるという側面があります。
ライブ日程が決まってしまうと、練習の質が圧倒的に変わります。

ライブが決まるまでは自分のペースで好きな時に練習していたかも知れませんが、

・ライブ日程が決まる

・リハーサル日程が決まる

・曲が決まる(難易度も決まる)

・自分のパートが決まる

という決定事項が一気に降りかかってくるため、「自分のペース」から「ライブに間に合うペース」に必然的に変わるのです。

好きな曲を練習する目的も「好きだから弾いているだけ」から「メンバーに迷惑をかけないようしっかり練習しよう」という責任感のあるものに変わり、練習の質や目的そのものが変わるのです。

2.度胸がつく

楽器を始めたばかりの頃は「人前で演奏するなんて緊張する、怖い」という感情があるかも知れません。

しかしその感情は上達につれて克服できるものではなく、ライブに出た場数や経験数で克服できるものです。

しかも、通常のライブでは知らない人がお客様として興味なさそうに見ているかも知れませんが、おとかぞくライブではお客様も全員仲間ですし、その全員が楽器初心者であったり、初心者のうちからライブに出る経験をしている仲間です。

そのため、あなたがミスをしたり弾けなくなってしまっても全員その気持ちが良く分かりますし、頑張って演奏している姿を微笑ましく「頑張れー!」と応援して見てくれます。

3.自宅練習では気付けなかったリアルな課題が見える

ご自宅で一人で練習している時には気付くはずのなかった課題に気付けるという意味でも、早い段階でライブに出ることには非常に大きな意味があります。


ボーカルの場合:

・カラオケで歌っていた声量では全く聞こえないため、より大きな声で歌わなければいけないことに気付く

・ビブラートやウィスパーボイス、エッジボイスなどの細かい技術を練習していたが、ライブではそのような小細工はあまり関係なく、よりダイナミックな表現を求められる

・カラオケやボーカルレッスンではただ歌詞を覚えて歌うだけだったが、ライブでは歌詞を覚えて歌う以外の掛け声や煽りが非常に重要であると気付く

ギター、ベースの場合:

・自宅での練習時は椅子に座って練習していたが、本番ではストラップをつけて立って弾くため感覚が全く変わる

・音量やアンプが全く違うため、家では弾けていたはずの(弾けると思っていた)のフレーズが本番では全く弾けず、より練習が必要だと気付く

・楽器の方を見ずにお客様を見て弾く方が楽しいと気付けるため、自宅での練習の際もできるだけ目で指板を見ないように意識し始める

ピアノの場合:

・緊張のせいで鍵盤がただの白黒の羅列に見えてしまい、弾けるはずのフレーズが全く弾けなくなってしまい、より濃密な練習が必要だと気付く

・照明が暗くなる瞬間は鍵盤が見えなくなるため、目で鍵盤を見なくてもある程度弾けるようになる必要性に気付く

・他のパートと比べてピアノのソロパートはミスが目立ちやすいことに気付く

ドラムの場合:

・練習時はスティックを落としたら演奏を止めてスティックを拾っていたが、本番では曲を止めるわけにいかず、落としたスティックは諦めて予備を準備しておく必要性を知る

・汗や緊張で手が滑るため、普段よりスティックを落としやすかったりコントロールが難しいことに気付く

・なんとかギリギリで出来ていた難しいフィルインなどは本番では一切できなくなる、またはリズムが崩れやすくなるため、より完璧に仕上げる練習や自分の力量に合わせて簡略化する必要性に気付く

 

このように、自宅での練習では絶対に気付けなかった課題に多く気付くことが出来ると同時に、ライブ経験後はその課題を意識した練習に切り替わるため、その後の上達スピードが飛躍的に上昇します。

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4.他の演奏者・バンドから学べる

おとかぞくライブは複数のバンドが出演する対バン形式で行うため、ご自分の出番以外にも多くのバンドが演奏します。

そのため、自分の出番以外には他のバンドの演奏を見ることで、多くのことを学べる勉強の場となります。

演奏面:

自分ではまだ弾けないギターソロやスラップを完璧に弾いている!あとであの人に話しかけて色々聞いてみよう!

パフォーマンス面:

ボーカルはただ歌詞を覚えて歌うだけでなく、あんな風にお客様を煽って一緒に盛り上がったり、メンバーと絡んで楽しむのか!

MC面:

MCはただの自己紹介だけでなく、お客様と立体的に会話を楽しんだり、次の曲が盛り上がるために仕掛けを作ったりするのか!

などなど、他のバンドから学べる要素は非常に多いです。

かと言って誰かのモノマネをしていると個性がなくなってしまうので、あなただからこそ出来るパフォーマンスは軸として持ちつつ、他の人のやり方を参考として取り入れると良いでしょう。

 

5.音楽仲間ができる

おとかぞくライブには通常7~8バンドが出演するため、1回のライブに40~50人くらいの仲間が出演します。

そのため、おとかぞくのレッスン中には出会えなかったメンバーとも一気に知り合うことができ、その中にはあなたと音楽の趣味が合うメンバーも必ずいます。

お互いのライブの良かったところを褒め合ったり、逆にお互いに客観的に見た課題を伝えあったり、また、気の合うメンバーとは次回のライブやバンド結成について話が盛り上がったりと、とにかく一度おとかぞくライブに出ると一気に音楽仲間が急増します。

6.ミスをしても問題ないことが分かる

ライブに出る前までは「ミスをせず完璧に弾こう!」と思っているかも知れませんが、そんなことは絶対に不可能であることに気付き、逆に気が楽になります。

おとかぞく代表のひろさんも「未だに1曲の間に5~6回はミスる」と言っているくらい、ライブは生モノなので普段の練習通りにはいきません。

そして何よりも、ミスをしてもそんなに重大な問題ではないということに気付くことが大切です。

ミスをしないことよりも、ミスをした時にどう面白くひっくり返すか、そのミスを利用してライブを盛り上げたり笑いを取ったりすることも可能であると、代表ひろさんはよくリハーサルで皆さんに離しています。

もちろん演奏のミスは実力不足や練習不足としてご自身の課題にすれば良いのですが、ライブでのミスは当然起こりえるものであり、おいしいトラブルであると理解することの方が大事です。

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7.音楽の本当の楽しさを知れる

音楽とは「音を楽しむ」と書きますが、「音で楽しませる」とも解釈できます。そして「一人で音を楽しむ」よりも「みんなで音を楽しむ」方が楽しいに決まっています。

メンバーとの練習期間ももちろんですが、本番では多くの仲間やお客様があなたの演奏にノったり拍手をしたりしてくれます。

そういった経験は自宅での個人練習では絶対に味わえないため、ライブに出ることで初めて音楽の本当の楽しさを知れるというものです。

 

8.モチベーションが上がる

楽しいライブが終わって、おとかぞくYouTubeチャンネルに公開された自分のライブ映像を見て、ひろさんのライブレポを見終わって、「あぁ楽しかった」とほっと一息ついた数日後には、

・あのフレーズはもっと上手く弾けたはず

・あのMCはこういう風に言えば良かった

・なんであんなミスをしてしまったんだ

と反省点に気付き始めます。

それが上達のトリガーとなり、次のライブでは絶対に完璧に弾き切ってやる!次はもっとお客様を盛り上げてやる!というモチベーションに変わります。

この感情も自宅で一人で練習しているだけでは絶対に味わえないため、ライブに出ることで初めて感じられる感情であると言えます。

演奏技術に関しては一人でも感じられるかも知れませんが、ミスをしたのにお客様が盛り上がってくれた、逆に、上手く弾けたのにそんなに盛り上がらなかったという客観的な視点も手に入るため、主観的な自己満足ではなくお客様がリアルに何を求めているか体感として分かるようになります。

そのため無駄な練習がなくなり、全ての練習がライブやお客様に向かった実践的なものへと変化していきます。

9.失敗を恐れなくなる

前項でもお伝えした通り、ライブとは生モノなので、プロでも必ずミスをします。

なので初心者のあなたがミスをするのは当然であり、そんなことは誰も気に留めてもいないのです。

逆に言うとあなたが難しいギターソロを最後までミスなく弾けたとしても、それも誰も気に留めていません。

ライブという現場はそんなことに一喜一憂する場ではないのです。

それに、演奏のミス、MCでスベってしまった、パフォーマンス中に楽器をマイクスタンドにぶつけてチューニングが狂ってしまった、ドラムのスティックが落ちてしまった・・・などなど、ライブ中に出会う多くのミスがあなたをよりハイレベルな音楽家へと成長させてくれます。

ミスの数と上達は比例するため、「今回はどんなミスをするかな?」と自分で楽しみにするくらいのメンタルで、どんどん失敗をして次に繋げて成長していきましょう。

10.思い出になる

初心者の頃の拙い演奏や不器用なライブの思い出こそ、後になってかけがえのない思い出となるものです。

上手くなってからのライブはいつもの日常を繰り返しているだけ、プロになってからのライブはお金を稼ぐための仕事、という感覚になってしまうため、初心者の頃のライブがもっとも印象に残ります。

ミスをしたけど楽しかったな・・・、照明やスポットライトはあんなに熱く感じるんだな・・・、大きい音でみんなと合わせると気持ちいいな・・・、などなど、バンド経験のない方が味わったことのない楽しさや興奮をたくさん感じられることと思います。

そしてその感覚は一生あなたの中に残る大切な思い出となります。

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