【2025/6/18】おとかぞくレッスン風景(ギター、ドラム)/新宿バンドサークル「おとかぞく」

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みなさんこんにちは!今から音楽を始めたい超・初心者のための新宿バンドサークル「おとかぞく」です。

2025年6月18日のレッスン風景です!

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1.ギターを始めたばかりの女性(30代)

 

まずはこちらの女性です。今まではピアノでレッスンに通っていて、6月ライブには新人限定バンドのピアニストとして出演したばかりです。

人生初ライブが終わってほっと一息・・・かと思ったら「ひろさん!私ギターもやってみたいです!」とのことで、経験まったくゼロのギターへの挑戦が始まりました。

ピアノとギターの大きな違いは「押さえるだけでは音が出ないこと」です。ピアノは初心者の方でもドの鍵盤を弾けばドが出ますが、ギターは左手で押さえて右手で弾くという2つの動作が必要です。

さらにコードに関しても、ピアノではドミソと同時に弾けばCコードが弾けますが、ギターでCコードを弾くのは大変です。

薬指で5弦3フレット、中指で4弦2フレット、人差し指で2弦1フレットを同時に押さえて弾けなければなりません。

言葉で言うと簡単そうですが、実際に押さえてみるとこれが上手くいきません。まだ指が上手く開かないので、弦を押さえる指を立たせることが出来ず他の弦に触ってしまい邪魔をしてしまうのです。

「ギターってこんなに難しいんですね!ナメてました!」と実感したこちらの女性は、今日からギターを弾く力をつけるための基礎練習に取り掛かりました。

おとかぞく伝統のクロマチック練習で、まずは6弦で1フレット(人差し指)、2フレット(中指)、3フレット(薬指)、4フレット(小指)と順番に弾いていきます。この際、右手のピッキングはダウン→アップ→ダウン→アップというふうにオルタネイトピッキングになるようにします。

動きとしては覚えやすく簡単なので、ギターを弾く時のフォームも気にする余裕が生まれます。

この練習を繰り返すことで正しいフォームを身に着けると同時に、ギターを弾く根本的な力が身に着いていきます。

ただこれはウォーミングアップなので、おとかぞくに通う方はこの練習を15分くらいで終わらせて自分の練習に入りますが、最初はこの練習を終えるのに1~2時間かかってしまう場合もあります。

こちらの女性も今日は2時間ほどかかりましたが、毎日やっていれば15分で終わるようになります。

この練習に2時間かかっている指の力ではまだ曲は弾けませんし、逆に言えばこの練習が15分で終わるくらいの指の力がつけば、好きな曲を弾けるようになります☆

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2.おとかぞく歴3年のギター男性(30代)

こちらは高校で教員をしている30代男性です。お仕事帰りに毎晩のように練習に通ってくださる真面目な方です。

おとかぞく歴も3年目で、毎回のライブに必ず出演する常連組です。

次回は8月にサカナクションさんのコピーバンドで出演予定なので、今日は基本的にはサカナクションの曲を練習しています。

こちらの男性は職業柄なのかとても真面目な男性で、基礎練習をコツコツと行う胆力をお持ちです。

ひろさんの方から「もう基礎練習はいいから曲の練習してください!」と言うほど、放っておいたら一生基礎練習をやっているのではないか?と思うほど没頭します。

ここ数か月、真面目過ぎる性格のせいで上達が止まりつつあったので、ひろさんの方から新しい基礎練習をお教えしました。同じ練習ばかりをずっと繰り返していると同じ癖ばかりがついてしまい、上達の段階によってはその癖が上達の妨げになる場合もあります。時には気分を変えていつもと違う練習を取り入れてみることも大事です。

本日新しくお教えしたのは「左手を使わない右手だけの練習」です。

弾くのは6弦の0フレット(開放)のみで、右手のピッキングだけでリズムを強化する練習です。

この練習もおとかぞく伝統のもので、メトロノームに合わせるのでリズム感を鍛えられるだけでなく、楽譜の読み書きとピッキングの向きの理解もできるので一石三鳥の練習となっています。

ただこれも放っておくと一生この練習をしかねない真面目すぎる男性なので、ある程度できるようになったら止めたいと思います!笑

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3.毎日練習に来るギター男性(30代)

続きましてこちらの男性もほぼ毎日練習にくる方です。現在は無職だそうで、髪の毛も気合の入ったピンク色です!笑

いつもは16時~19時のC枠に来るのですが、今日はひろさんの都合で19時~のD枠にしていただきました。

ちなみにこの男性はフルタイムコースなので、毎日好きな時間から何時間でも練習が可能で、毎日3時間以上おとかぞくで練習しています。

この男性も普段は好きな曲を弾いていることが多く、最近はTHE ORAL CIGARETTESさんやKANA-BOONさんの曲をよく練習していました。

今日は久しぶりに基礎力アップのための基礎練習をお教えしました。

本日お教えしたのはレガート練習です。左手のハンマリングやプリング、スライドなどで出来るだけ音を出し、右手のピッキングを極力減らすことで滑らかに聞こえる奏法です。

この練習は左手のフィンガリング力が向上するだけでなく、速弾きなどで頻繁に使用するレガートフレーズにも対応できるようになります。

練習時の注意点としては、絶対にメトロノームを使用することです。レガートフレーズは特にリズムがハシりやすく、そもそもピッキングを減らすことで速く弾ける奏法、速く弾きやすい奏法である反面、速くなってしまうという側面があります。

いくら速く弾けてもリズムが合っていなければ意味がないため、練習時は必ずメトロノームを使用しましょう。

コツとしては「フィンガリング力向上」と「筋トレ」を一緒にしないことです。

力の向上と言ってしまうとどうしても筋力アップ!つまり指が痛くても頑張ればいいんだ!と思ってしまいがちですが、フィンガリング力とは力んだ筋力のアップではなく、必要な力をスピーディーに使用するためのコツを掴むことです。

ギターにおけるフィンガリング力やピッキング力などは全て同じで、「力」とは言うものの実際には「力」ではなく「コツ」であることが殆どです。

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4.初ライブに向けて練習中のギター女子(20代)

こちらは先月からおとかぞくに加入したばかりの20才の女子大生です。

現在は学校を休学中だそうで、フルタイムコースでおとかぞくに加入し毎日練習に来てくれます。

加入してすぐにライブ出演を決めたため、現在は新人限定バンドのライブに向けて練習中です。

既に簡単な2曲くらいはコード弾きで弾けるようになったため、今日は「こいのうた/GO!GO!7188」の間奏ギターソロ部分を練習していました。

このソロは比較的簡単なので、ギターを始めたばかりの初心者の方でも十分に弾けます。既に曲に合わせて弾けるようになっていたので、今日はより表現力を上げるための練習方法をお教えしました。

ギターには基本的には2種類の構え方があります。

クラシックスタイル:

左手の親指をネックの裏に沿えるだけのスタイルです。4本の指が均等に並ぶため小指などが使いやすい反面、チョーキングがやりにくいというデメリットがあります。

ロックスタイル:

左手の親指をネックの上から握り込むスタイルです。4本の指が斜めに入るため小指が使いにくくなりますが、ネックを握り込んでいるためチョーキングがやりやすいというメリットがあります。

今回挑戦する「こいのうた」のギターソロは、基本的には後者のロックスタイルで弾くと良さそうです。

時々出てくるチョーキングの際にいちいちクラシックスタイルからロックスタイルに持ち換えるのも大変ですし、小指を使うほどのフレーズも出てこないため、ロックスタイルのままのほうが合理的で全体的に弾きやすくなります。

不要弦のミュートも握り込んだ親指で出来たりもするので、最初はちょっと弾きにくさを感じるかも知れませんが、今回はこの握り方で弾けるようになってみましょう。

現時点では意味が分からないとしても、数か月後には「ひろさんありがとう!大好き!」と思ってくれるはずです!笑

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5.新人限定バンドに出演したばかりのドラム男子(20代)

こちらも先月からおとかぞくにご加入されたばかりの男性です。

8月に新人限定バンドでの初ライブが決まり、既に最初の2週間ほどで基礎練習を終えているので、早速曲の練習入っています。

本日はこちらの男性から「ひろさん、この曲が難しすぎるので簡単にした楽譜を作ってもらえませんか?」とのご依頼をいただいたので、その場ですぐに作って差し上げました。

この依頼をできるのは非常にセンスがいい証拠です。下記に理由を説明させていただきます。

楽譜に載っているのはプロの演奏

そもそもバンドスコアに掲載されているフレーズというのは、プロが演奏しているものです。ドラムを始めたばかりの初心者が完コピしようとするほうが間違っていて、今の自分に出来る範囲に簡単にするほうが正解です。

無理に完コピしようとすると迷惑

まだ出来るわけのない難易度の曲やフレーズを完コピしようとすると、リズムが間に合っていなかったり聞きづらい音になってしまったりします。

その結果、バンドメンバーから見れば合わせづらい演奏、お客様から見れば聞きづらい演奏となってしまうのです。

個人的なスキルアップのために練習をしているのであれば難しい曲の完コピを目指すことも時には重要ですが、ライブに出演する場合にはあまり無理をせず、今の実力で無理なくできる難易度に簡略化する方が、メンバーやお客様にとって聞きやすい演奏になります。

かと言って初心者の方が自分なりに簡単にしようとすると原曲のニュアンスと違いすぎることになりかねませんので、最初のうちはひろさんに依頼して簡単にしてもらい、原曲の楽譜と見比べながら「ここがこうなっているのか」と少しずつ理解していくことをお勧めします。

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