おはようございます!
超・初心者の方のための音楽サークル「おとかぞく」代表の大塚博一と申します。
本日はバンドをやっている方なら誰もが悩んでいらっしゃるであろうファンの作り方をお伝えしたいと思います。
そもそもファンって何なのか?
これを理解することが、ファンをゲットするために一番大切ではないかと私は考えます。
あなたも何かのファンだと思います。音楽アーティストはもちろん、魅力的な異性、スポーツ選手、習い事の先生のファンだったりするかも知れません。
ではなぜあなたはその人のファンになったのでしょうか?ここを考えると答えに近づきそうです。
答えはあなたはその人に応援してもらっているからです。
その人のステージやパフォーマンスなどを見て、勇気や感動をもらったり、興奮させてもらえたり、何か実質的な得をもらったりしたと思います。
そこであなたはその人のことを、「自分を得させてくれる人だからもっと見たい」と感じたはずなんですね。
目には見えない価値をくれる人だから、代わりにお金を払ってその感動や興奮をもらいに行っているわけですね。
野球やサッカーなどのファンの方を見ると分かりやすいのですが、ファンというのは応援してくれる人のことなんですね。
バンド活動なんかだとついつい「自分の信者」みたいにはき違える場合も多いのですが、実はそうではないんですよね。
それでは、今度はあなたが誰かからファンになってもらう、つまり応援してもらうにはどうしたらいいでしょうか?
小さい頃にお父さんお母さんに言われたと思います。自分がしてほしいことはまず相手にしてあげなさいと。
そうです、まずはあなたが誰かの応援をしてあげればいいのです。そうすれば100%ファンが出来ます。
ここでは2つのことを覚えておいてください。
1.ファンとは、応援してくれる人のこと。
2.自分がまず応援してあげれば、必ずファンが出来る。
ターゲットを決める
では誰を応援してあげればいいのか?ここは慎重に考えてください。
あなたのターゲットを考える前に、たくさんファンのいる人を例えに出してちょっと勉強してみましょう。
1.アイドルグループ
最近では女性のアイドルグループの活躍が目まぐるしいですが、どんな方がファンだと思いますか?
そうです、男性ですね。しかもオタク寄りの男性だったりします。
もちろん女性のファンもいますが、基本的にはアイドルグループというのは異性をターゲットとしています。
なので男性アイドルグループのファンは女性が圧倒的に多いですよね。
2.青春系バンドと演歌歌手
10代くらいから音楽に興味を持ち始めて、まずハマるのはTVから流れてくるバンドの音楽だと思います。
中学生、高校生、あるいは恋愛中、将来のことで悩んでいるなど、今の自分の心境にピッタリの歌が流れてくると、「まるで自分い向かって歌っているんじゃないか?」と感じるくらい強烈な感動を受けて、一発でファンになったりしますよね?
でも、紅白歌合戦の後半で演歌歌手が歌い始めると、おじいちゃんおばあちゃんは真剣に見始めるけど、あなたはそろそろチャンネルを変えたいと思い始めるのではないでしょうか?(笑)
それもそのはず、演歌というのは10代や20代の方にはなかなか響きにくいですからね(笑)
でもおじいちゃんおばあちゃんは真剣に見始める。さっきまであなたが見ていた若いバンドには興味もなかったのに。
このあたりにファン作りのヒントがありそうですね☆
要はあなたは「誰を応援するかを決めなくてはいけない」ということです。
万人にウケる音楽というのはあり得ません。ビートルズだってミスチルだって嫌いな人はいます。
かと言って、例えばあなたが10代の男性なのに「母親から娘へ宛てた曲」を歌うことは出来ません。
そんな気持ち知らないですからね(笑)
もちろん作ってもいいのですが、深い部分まで手が届かないというか、薄っぺらい内容になってしまうでしょう。
あなただから言える言葉、あなただから応援できる人、あなただから救ってあげられる人は誰でしょうか?
そしてそれを出来るだけ細かくすることが大事です。
「うちのバンドのターゲットは20代の男性だ!」では広すぎます。20代の男性にも色んな人がいます。
・恋をしている20代の男性なのか
・将来を不安に思っている20代の男性なのか
・人生楽しみまくっている20代男性なのか
・お金に困っている20代男性なのか
「恋をしている20代男性」なのだとしたら、
・片思いなのか
・可愛い彼女がいてハッピーなのか
・今まで彼女が出来たことがなくて焦っている男性なのか
そうやって突き詰めていくと、歌う内容がどんどん変わってきます。
一口に「20代男性」と言っても、将来を不安に思っている20代男性に「片思いの曲」を聴いてもらっても応援にならないですからね(笑)
ここでは一つのことを覚えてください。
3.あなたが応援してあげるターゲットを決めて、細かく絞り込む。
活動場所を考える
最後に活動場所のお話をさせていただきます。
「え?バンド活動ならライブハウスか路上ライブくらいでしょ?」と思った方、ちょっと待ってください。
例えばあなたのバンドが、女子中高生をターゲットに活動している男性ヴィジュアル系バンドだとします。主な活動場所は下北沢のライブハウスだとします。
ターゲットとしては間違っていないです。
ですが、その下北沢のライブハウスに女子中高生はどれくらいいますか?ほぼいませんよね?
これではせっかく作ったカッコ良い曲も、お金をかけた豪華な衣装やメイクも意味がないわけです。
魚のいない釣り堀にいくら針をたらしたって釣れるわけがないですからね(笑)
ですのでまずは、あなたのターゲットとするお客様がいる場所で活動をしましょう。
もしかしたら学校の前で路上ライブをやるのがいいかも知れませんし、カフェの中かも知れないし、ネット上かも知れません。
当たり前のことですが、ここでは一つのことを覚えてください。
4.見込み客のいる場所で活動する
まとめ
おとかぞくでは初心者の方でもファンを作っていただけるように、その人に合ったターゲットや活動方法を一緒に考えてバックアップしておりますが、文章でおおまかにお伝えするとこんな感じです。
バンドマンだからと言ってただ音楽をやっていればいいわけではなくて、集客やビジネスのこともしっかり勉強してみてくださいね。
1.ファンとは、応援してくれる人のこと。
2.自分がまず応援してあげれば、必ずファンが出来る。
3.あなたが応援してあげるターゲットを決めて、細かく絞り込む。
4.見込み客のいる場所で活動する
この4点はビジネスでも全く同じです。
まずはこの4点をしっかりとあなたのバンドに当てはめて、楽曲や活動場所などを見直してみてください。
あなたのバンドにたくさんのファンができることを祈っております。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。