おはようございます!
初心者のための音楽サークル「おとかぞく」、代表のひろです。
本日はドラム未経験の方のために練習場所の確保・スティックの選び方、基礎練習について書かせていただければと思います。
これからドラムを始める方のお役に立てれば嬉しく思います。
1.練習場所の確保
ドラムはこれがいきなり大変です!(笑)
ドラムセットを買うのは高いお金がかかりますし、買ったとしても普通の住宅で叩いたら遅くとも5秒以内に苦情が来ます(笑)
基本的なパターンとしましては、
・雑誌やクッションを積み重ねて「仮想ドラムセット」を作る(0円)
・練習パット(1000円~4000円くらい)
・電子ドラムを購入する。(5万円~30万円くらい。もっと高いのもある。)
「おとかぞく」では電子ドラムを各部屋に置いてありますので、基本的にはそれで練習していただいて、ライブが決まったらメンバーとスタジオでリハーサルをしていますが、
普通はやはり「練習パット」か「雑誌やクッション」が現実的かなと思います。
そういえば私の知り合いのスーパードラマーが言っていました。
「ドラマーは常に練習場所に困る。でも、中には家にドラムセットを持っていて叩ける環境の人もいる。そこで"俺はドラムを叩ける環境がないから練習できない"と嘆くのではなく、"じゃあ俺はどうやって練習しようかな?"と考えることが既にドラムの練習になっている。」
名言ですよね(笑)
2.スティックを買いに行こう!
次にスティックを買いに行きましょう!楽器屋さんやスタジオで売っています。
通常だと2本セットで1500円前後、安いものだと6本入りで数百円のものもあります。
※すぐに買いに行けなければ割りばしや菜箸でもOK!菜箸の場合はお母さんに怒られないように!(笑)
スティックを選ぶポイントとしましては、
まずは「太い」「細い」「色がカッコいい」「上手い人が使ってそう」「何だこれ変なスティック!」など、見た感じで何種類かに分かれると思うので、好きなものを買いましょう!
何種類か買って色々試してみると最高です☆
おとかぞくでは、初心者の方には重いスティックを使ってもらうようにしています。
なぜかと言うと、最初のうちはどうしても力んでしまって力任せになりやすいのですが、
重いスティックを使うとそんなに力まなくても結構音が出るので、スティックの重さに任せて脱力した状態で練習しやすくなると、私は考えます。
※ちょっとこだわり始めると、、、
・長さが揃っているか
・歪んでいないか(真っすぐに転がるか)
・重さが揃っているか(お店に計りが置いてあるところもあります)
・チップの形
・前重心か後ろ重心か
など色々ありますが、最初のうちはそんなに気にしなくても大丈夫です。
3.基礎練習
練習場所とスティックをゲットしたら、いよいよ基礎練習に入ります!
いきなり好きな曲を見よう見まねで叩いても全然OK!
ですが、後々ちゃんと上達したい人は、基礎練習をしっかりやっておきましょう!
基礎練習にもスネアルーディメンツやチェンジアップなど色々ありますが、
おとかぞくでは初心者の方に楽しく練習していただきたいので、
まずは初心者の方が「それドラムっぽい!」「聞いたことある!」とイメージしやすい8ビートや16ビートなどのフレーズから練習していただくのが通常です。
一つだけ一緒に練習してみましょう!
(まだスティックや練習環境がない方でも、ご自分の膝を叩いたり足踏みをするだけで一緒に練習できます)
◆まず、右手で右ひざを8回叩きましょう!ポンポンポンポン・ポンポンポンポン。
8回だけですよ?できましたね?
◆では次に、右手が3回目と7回目の時だけ、同時に左手で左ひざを叩いてください。
ポンポンポンポン・ポンポンポンポン
※赤い文字のところが両手同時になるはずです。
◆最後に、右手が1回目と5回目の時に、同時に右足を踏んでください。
ポンポンポンポン・ポンポンポンポン
※青い文字のところは「右手・右足」、赤い文字のところは「両手」が同時になるはずです。
◆もし出来たら、6回目にも右足を入れてみてください。
ポンポンポンポン・ポンポンポンポン
これがいわゆる8ビートというパターンで、今後ドラムをやっていく上ですべての基本となります☆
※ドラムセットで練習する方は、右手(ハイハット)、左手(スネア)、右足(キック)になります。
慣れてきたら時々シンバルを入れたりちょっとしたオカズを入れたりするフレーズも練習していただいて、ドラムを楽しんでいただきます。
そしてゴーストノートを入れたり、ちょっとヒネった8ビート、タム回しなどの練習をしていただいて、
だいたい基本パターンが出来てきたら、先ほど書いたチェンジアップなどの練習に入っていただきます。
おとかぞくでは、ここまでで大体1~2か月くらいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は「色んな8ビート」について書いてみたいと思います。